無花果と書いて、イチジクと読みます。 花がないと思われているのですが、じつは果実が花なのです。 果実を割って見ると中には、たくさんの花があります。 ただ、ほかの果樹の花のように外から見えないだけです。 また、一日に一個ずつ熟すので、一熟とも言われます。 |
品 種 | |
栽培暦 | |
豆知識 | |
家のいちじくジャム | |
いちじくのコンポート |
ほうらいし |
ざいらいしゅ |
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蓬莱柿 |
(在来種) |
蓬莱柿(在来種)と呼ばれ、寛永年間に 長崎に渡来したといわれる品種です。 昔からよく庭先に植えられていた おなじみの品種です。 糖度は16度前後です。 収穫期は、8月中旬〜10月下旬です。 |
落葉 | 剪定、誘引 |
芽かぎ | |
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2024年栽培暦 |
葉面散布・資材 | |
10月 | リン酸、カリ、カルシウム、微量要素 |
6月 | グアノ、リン酸、カリ、微量要素 |
7月 | リン酸、カリ、微量要素 |
8月 | 微量要素 |
9月 | |
※葉面散布とは? | |
植物は、基本的には根から養分を吸収しますが、葉からも養分を吸収する事が出来ます。葉面からの養分の供給法方を、「葉面散布」と言い天候不良などで、根が傷んだ時や微量要素欠乏が、発生した場合など葉面散布が有効な手段です。 | |
当園のイチジクは、出来る限り農薬の使用量を減らす為、上記のような資材を使用しています。また、年間5〜7回ほど草刈をしています。 |
農薬散布 | |
3月 | 休眠期に、石灰イオウ合剤散布、剪定後の傷口の保護の為、塗布剤を使用 |
5月 | ソウカ病防除の為、殺菌剤 |
6月 | スリップス防除の為殺虫剤 |
7月 | ソウカ病・疫病防除の為、殺菌剤・カミキリムシ防除の為殺虫剤 |
※ | 年によっては、上記の防除回数では防除しきれない場合があります。 |
年間の主な作業 | |
10月 | 葉面散布・微量要素散布 |
11月 | 残果処理 |
2月 | 剪定・カキガラ石灰散布 |
3月 | 剪定・誘引・棚修理・ボカシ散布 |
4月 | 芽かぎ・草刈り・潅水・夏果摘果・苗植え替え |
5月 | 芽かぎ・草刈り・潅水 |
6月 | 草刈り・潅水・芽かぎ・摘果・グアノ散布 |
7月 | 草刈り・潅水・誘引・摘果・葉面散布・枝間引き |
8月 | 草刈り・潅水・摘果・収穫・枝間引き |
9月 |
イチジクには、タンパク質分解酵素(フィシン)が含まれ食物繊維にも富んでいます。 食物繊維には、水不溶性と水溶性のペクチン質とセルロースが主な成分であり、水不溶性食物繊維は、便秘・大腸がん・胃潰瘍など消化器疾患との関連性が深く、水溶性食物繊維は、高血圧のような代謝性疾患の予防・治療に効果を示すと言われています。 |
材料 いちじく 1kg 砂糖(三温糖) 100g 柚子 t1 ※写真は、いちじく2kg分 |
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作り方 @イチジクの皮をむき、4つ割にする。 A浅い平たい鍋(フライパンでも可)にイチジクを入れ、強火で水分をとばしながら、焦がさない様に混ぜながらさっと煮ます。 B水分が、ある程度なくなったら砂糖(三温糖)を入れ煮とかします。 C火を止め、柚子の絞り汁を入れ全体になじむ程度に混ぜて、出来上がりです。 |
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お召し上がり方 パンにぬって食べるのが一般的ですが、最近では健康を考えプレーンヨーグルトに入れて、お食べになる方が多い様です。また、クラッカー(塩味)に少しのせて召し上がるのが、ホームパーティーやお子様のおやつに好評です。 |
材料 いちじく 1kgに対し 砂糖 300g レモン薄切り 2〜3枚 水 1リットル |
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作り方 @イチジクの皮をむき、深い鍋に水1リットル、砂糖300g、レモンの薄切り2〜3枚を入れイチジクが透明になるまで(約10分〜12分)煮ます。 Aそのまま冷まして別容器に移し、冷蔵庫に入れひやして出来上がりです。 |